ロッドマン氏、北朝鮮を再訪 体制の「扉を開く」意欲示す
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【6月13日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手、デニス・ロッドマン(Dennis Rodman)氏が13日、北朝鮮に到着した。ロッドマン氏はこれまでたびたび同国を訪れており、今回の訪問前には北朝鮮の体制の「扉を開く」意欲を示すとともに、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領も訪朝に満足するだろうと語っていた。
黒いTシャツを着用し、野球帽にサングラス、顔に複数のピアスをつけた姿で平壌(Pyongyang)の空港に到着したロッドマン氏は、北朝鮮の孫光浩(Son Kwang Ho)体育次官や報道陣に迎えられた。
ロッドマン氏はこれに先立ち、北京(Beijing)の空港で、北朝鮮の国営航空「高麗航空(Air Koryo)」の航空機に搭乗する前に報道陣に対して「私は扉を開けようとしている」と語った。さらにトランプ大統領と訪朝について話をしたか問われ、「自分がこちらでお互いが必要としていることを成し遂げようとしていることについて、彼(トランプ氏)はとてもうれしがっていると確信している」と語った。
ロッドマン氏の訪朝は今回で少なくとも5度目。直近の2014年の訪朝では、同氏が「生涯の友」と呼ぶ金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長に向けてハッピーバースデーを歌う様子が報じられ、批判を浴びた。(c)AFP/Cat Barton