【6月11日 AFP】サッカーのU-20W杯(2017 FIFA U-20 World Cup)が行われている韓国のホテルで、決勝を翌日に控えた10日、ウルグアイとベネズエラの選手が大乱闘を起こしたことがわかった。目撃者がAFPに語った。

 両チームは8日の準決勝で顔を合わせ、ベネズエラがPK戦の末にウルグアイを下して決勝に進出した。ところが10日に水原(Suwon)のホテルですれ違った際、両者の間で挑発合戦が始まると、あっという間に乱闘へ発展した。

 その後、20人近い警官が駆けつけ、午後9時ごろに事態は収まった。警官は、再び騒ぎが起こらないよう3時間ほど現場に残り、4人の警官が夜中も見張っていたという。

 国際サッカー連盟(FIFA)の広報担当官は、乱闘の事実を認め、「こうしたことが起きたことを残念に思います。FIFAは常に、ピッチの内外を問わず、フェアプレーを尊重しています」と話した。

 ベネズエラは11日の決勝でイングランドと対戦。イングランドは勝利すれば、51年ぶりにW杯の名が付く大会を制することになる。(c)AFP