元レイカーズのフィッシャー氏を飲酒運転で逮捕、横転事故起こす
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【6月5日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)のデレック・フィッシャー(Derek Fisher)元ヘッドコーチ(HC)が、米ロサンゼルス(Los Angeles)の高速道路で車を横転させる事故を起こし、飲酒運転の疑いで逮捕された。地元警察が4日、発表した。
現役時代にロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)などでプレーしたフィッシャー容疑者は、現地時間午前3時(日本時間同日午後8時)過ぎに起きた今回の事故で、同乗していたグロリア・ゴバン(Gloria Govan)さんとともに、深刻なけがは免れたとみられる。
カリフォルニア・ハイウエーパトロール(California Highway Patrol、CHP)は、42歳のフィッシャー容疑者のキャデラック(Cadillac)は路肩のコンクリートの縁石とガードレールに衝突し、横転して停止したと公表。事故を捜査していた警察官は、フィッシャー容疑者が酔っていたと判断し、飲酒運転の容疑で逮捕したという。
現在カリフォルニア(California)州南部に在住しているフィッシャー容疑者は、ほとんどのキャリアを過ごしたレイカーズで通算5回のNBAファイナル制覇を果たし、現役引退後の2014年から2016年までニックスの指揮官を務めた経歴を持っている。
32歳のゴバンさんは、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に所属するマット・バーンズ(Matt Barnes)の元妻として知られる。
バーンズは2015年、当時別居中だったゴバンさんの自宅で、2010年から2012年までレイカーズでチームメートだったフィッシャー容疑者を殴ったとして、2試合の出場停止処分を受けた。(c)AFP