ミケルソンが全米OP欠場へ、グランドスラムより娘の卒業式優先
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【6月4日 AFP】男子ゴルフのフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)が、娘の高校の卒業式に出席するため、今月開催の全米オープン選手権(2017 US Open Championship)を欠場すると米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に明かした。
全米オープンで2位に6度も入っているミケルソンだが、優勝経験は一度もなく、同大会が唯一タイトル獲得のないメジャー大会となっていた。
ミケルソンは「これこそ人生を振り返るときに大事に思う瞬間だし、自分が出席したことを喜ばしく思うだろう」「一人の親として、これ以上の喜びはない」とニューヨーク・タイムズに話した。
メジャー通算5勝のミケルソンは、2013年の第142回全英オープン(The 142nd Open Championship)で優勝してキャリアグランドスラムに王手を懸けていたが、それ以降はタイトルから遠ざかっている。
米ウィスコンシン(Wisconsin)州エリンヒルズ(Erin Hills)で開かれる今年の全米オープンは、ミケルソンの娘アマンダ(Amanda)さんが在学する高校の卒業式と同日となる6月15日に開幕する。(c)AFP