マレー、デルポトロをストレートで下し16強入り 全仏OP
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【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2017)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-6(10-8)、7-5、6-0で第29シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を下し、16強入りを決めた。
マレーは87分に及んだ第1セットで4度のセットポイントを握られたものの相手の勢いをそぎ、通算10度目の対戦でデルポトロから7勝目を挙げた。
昨年大会で準優勝だったマレーは、4回戦で第21シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)とカレン・カチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)の勝者と対戦する。
マレーは「厳しい試合を予想していた。第1セットを取った方が流れを手にできたと思う。ボールが重くて遅い状況というのもあって、巻き返すとなったら難しかっただろう。第1セットは彼の方がよっぽど良いプレーをしていた」と試合を振り返った。
長丁場となった第1セットでデルポトロは4度のセットポイントをふいにしながらも、相手のセットポイントを2度防いだが、マレーはデルポトロのミスをついて先手を取った。
度重なる手首の負傷もあって5年ぶりの全仏出場となったデルポトロは、第2セットの第1ゲームをいきなり落としたが、第10ゲームでブレークバック。しかし、マレーはその直後にブレークを奪い返すと、この試合4本目のエースで2セットをリードした。
第3セットにマレーは、前のセットで医師の診察を受けていたデルポトロのポイントをわずか11に抑え、勝ち上がりを決めた。(c)AFP