倒れた住居ビル、向かいの建物にめり込む エジプト
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【6月2日 AFP】エジプト第2の都市アレクサンドリア(Alexandria)で1日、13階建てのビルが斜めに傾き、道路を挟んだ隣の共同住宅に倒れ込む事故が起きた。負傷者の情報はない。
傾いたのは住居用のビルで、向かいのビルに支えられた状態で止まった。地元当局が倒れたビルの電気やガスの供給を停止する中、警察は近隣住民たちを避難させ、ビル解体のため軍が派遣された。
ただ、エジプトでは建築基準が公然と軽視され、建築許可を得ずにビルの階数を増やすなどの行為が横行しているため、こうした事故はそれほど珍しくない。(c)AFP