【5月31日 CNS】銀聯国際(UnionPay International)は22日、パキスタン最大手銀行ハビブバンク(Habib Bank LimitedHBL)と発行済の210万枚の銀聯カードを基準として、今後3年、引き続き210万枚の銀聯ICチップ入りカードを発行することを決めた。

 銀聯カードは、パキスタンのほとんどのPOS端末と80%のATMで使用可能だ。10行の銀行から410万枚の銀聯カードが発行されているが、ハビブバンクがその半数を占めている。銀聯カードはパキスタンの人々の日常消費の重要なツールになっているだけでなく、第2の国際カードブランドにまで成長している。

 銀聯カードは、現在「一帯一路(One Belt One Road)」沿線の50以上のマーケットにおいて業務を展開している。カザフスタンでは80%のATMとPOS端末で銀聯カードが使用可能で、年内には95%まで上がる見込み。同国ではすでに130万枚以上の銀聯カードが発行された。ロシアでは約34万台のPOS端末と4万台のATMが銀聯カードに対応しており、年内には対応機械を80%にまで広げる狙い。アラブ首長国連邦では対応ATMとPOS端末はほぼ100%まで普及している。(c)CNS/JCM/AFPBB News