ロッシがモトクロスの練習中に負傷、モビスター・ヤマハ発表
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【5月26日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP)のMotoGPクラスに参戦するモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が25日、モトクロスのトレーニング中に事故を起こし、胸部と腹部を負傷して病院に搬送されたことが判明した。
38歳のロッシは、伊リゾート地のリミニ(Rimini)近郊のペーザロ・ウルビーノ(Pesaro-Urbino)県モンダーヴィオ(Mondavio)で走行中に負傷した。
モビスター・ヤマハは声明で、「ロッシは検査のため地元の病院に搬送され、胸と腹部に軽度の外傷を負ったと診断された。体にはどこにも骨折はなく、深刻な外傷なども見つかっていない。詳しい診断報告書については、26日に出されることになっている」と述べた。
MotoGPのスター選手として知られるロッシは、前週フランス・ルマン(Le Mans)で行われた第5戦フランスGPで最終周に転倒し、マーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)に勝利をさらわれ、総合争いでも3位となっている。
次週ムジェロ・サーキット(Mugello Circuit)で行われる第6戦イタリアGPに、ロッシが出場できるかどうかは不透明な状況となっている。(c)AFP