マレー、アガシ氏のコーチ就任は「ノバクだけでなく、テニス界にとってもプラス」
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【5月25日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が24日、全仏オープンテニス(French Open 2017)でアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏がノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)のコーチを務めることについては驚いたと認めたうえで、今回の決断は「ノバクだけでなく、テニス界にとってもプラス」との考えを示した。
ジョコビッチは21日、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)決勝でアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に敗れた直後、米国出身の伝説的選手であるアガシ氏を新コーチに招へいすると発表していた。
この日、自身のスポンサーであるアンダーアーマー(Under Armour)のプロモーションイベントに参加したマレーは「アンドレの手助けを受けるというのは、ノバクにとって間違いなく前向きだし、テニス界にとっても良いことだ。素晴らしい選手が競技に残ることで関心が高まるんだ」とAFPに話した。
「契約の詳細についてはわからないが、アンドレが非常に、非常に忙しい人だというのは知っている。彼はテニスの枠を超えて多くのことをやっている。ラスベガス(Las Vegas)に学校だって持っているんだ…」
昨年の全仏オープン決勝でジョコビッチに苦杯をなめたマレーはまた「彼がいつの日かコーチになると決断するなんて考えなかったから、少し驚いている」とコメントした。
現在47歳のアガシ氏は2006年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)を最後に現役を引退。四大大会(グランドスラム)では通算8勝を挙げている。(c)AFP