【5月25日 AFP】インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)のバスターミナル付近で24日午後9時(日本時間同11時)ごろ、自爆攻撃があり、警官3人が死亡、警官と民間人を含む数人が負傷した。

 爆発が起きたのはジャカルタ東部にあるバスターミナル付近の道路。2人の自爆犯が相次いで爆発物を起爆させた。

 現場では当時、地元団体のパレードが行われており、警察が警備に当たっていた。爆発後の現場では、逃げ惑う人々がパニックに陥り、空には黒煙が立ち昇った。

 犯行主体は今のところ不明。イスラム圏で世界最大の人口を抱えるインドネシアでは最近、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に触発された武装集団による襲撃事件などが相次いでおり、当局は警戒を強めていた。(c)AFP/Kiki Siregar