バルセロナ前会長を逮捕、マネーロンダリングの疑い
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【5月24日 AFP】スペイン警察は23日、サッカーブラジル代表のテレビ放送権販売をめぐる捜査の一環で、FCバルセロナ(FC Barcelona)のサンドロ・ロセール(Sandro Rosell)前会長をマネーロンダリング(資金洗浄)の容疑で逮捕した。捜査関係者が明らかにした。
捜査に詳しい情報筋によると、ロセール前会長とブラジルサッカー連盟(Brazilian Football Confederation、CBF)のリカルド・テイシェイラ(Ricardo Teixeira)前会長には、数年間にわたって1500万ユーロ(約18億円)を資金洗浄した疑いがあるという。
スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)でロセール前会長の妻のほか3人の身柄を拘束したという警察は「今回の捜査は、サッカーブラジル代表のテレビ放送権販売につき、違法な手数料の徴収に絡むマネーロンダリングの罪に関連している」と声明で述べている。(c)AFP/Daniel BOSQUE