【5月23日 AFP】(更新)国連安全保障理事会(UN Security Council)は22日、北朝鮮による先週末のミサイル発射実験を強く非難し、全ての国に対し対北制裁の強化を求める声明を発表した。

 北朝鮮の同盟国である中国も支持した全会一致の声明で、安保理は制裁委員会に対し、昨年採択された一連の厳しい措置の施行に向けた取り組みを強化するよう指示した。

 安保理はまた、北朝鮮に路線変更を迫り、「安定を著しく損なう行為」をやめさせるため、「制裁を含む、さらなる重要な措置を取る」ことで一致した。

 安保理は23日、日本、韓国、米国の要請で非公開の緊急会合を開き、今回のミサイル発射実験に対する追加の制裁を協議する。(c)AFP