シャラポワがウィンブルドンの予選出場を表明、主催者推薦は受けず
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【5月20日 AFP】女子テニスのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が19日、四大大会(グランドスラム)のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)ではワイルドカード(主催者推薦)を受けず、予選を戦って本大会出場を目指すと表明した。
元世界ランク1位のシャラポワは先日、禁止薬物のメルドニウム(meldonium)を摂取して科された15か月間の出場停止処分が明けて大会に復帰しているが、全仏オープンテニス(French Open 2017)のワイルドカードは認められなかった。
シャラポワは自身のウェブサイトで「復帰後の3大会でランキングが上がったため、英ローハンプトン(Roehampton)で行われるウィンブルドンの予選に出場し、本戦のワイルドカードは申請しないことにします」と述べた。
英中部バーミンガム(Birmingham)で開催される来月のエイゴン・クラシック(AEGON Classic Birmingham 2017)でワイルドカードが与えられ、物議を醸した30歳のシャラポワは、「若手時代で最も思い出深い大会の一つであるバーミンガムから、数か月前にワイルドカードを受け取りました。再びこの大会でプレーできることになり、とても感謝していますし、わくわくしています」とコメントしている。
ウィンブルドンに向けた重要な前哨戦となる同大会には、世界1位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)らトップ10選手のうち8人が出場する。(c)AFP