【5月18日 AFP】16-17スペイン1部リーグは17日、第21節延期分の試合が行われ、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が2得点の活躍をみせたレアル・マドリード(Real Madrid)が4-1でセルタ(Celta de Vigo)を下し、リーグ制覇へ王手をかけた。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)王者レアルは、2位FCバルセロナ(FC Barcelona)を勝ち点3差でリードし、21日のマラガ(Malaga CF)戦では引き分け以上で5年ぶりの優勝となる。

 この日も前後半に1点ずつ奪うなど、最近の公式戦8試合で13ゴールを積み上げているロナウドは「勝ちにいく。私たちはレアル・マドリード。私たちこそが1番であり、チャンピオンに輝くことを望んでいる」と最終節への意気込みを語った。

 対するセルタは、イアゴ・アスパス(Iago Aspas)がダイブで2枚目のイエローカードを受けて退場処分となるも、ヨン・グイデッティ(John Guidetti)のゴールで1点差に詰め寄った。

 しかし、レアルはその後もカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とトニ・クロース(Toni Kroos)が追加点を挙げ、リーガと欧州チャンピオンズリーグの2冠へ一歩前進。チームを率いるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督も「素晴らしい姿勢と気持ちでプレーすることができた」と満足感を示した。(c)AFP/Kieran CANNING