パプアニューギニア第2の都市で集団脱獄、17人射殺 57人逃走中
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【5月15日 AFP】南太平洋の島国パプアニューギニアの刑務所で集団脱獄が発生し、15日の現地紙報道によると受刑者17人が射殺され、3人が拘束されたが、今も57人が逃走を続けているという。
集団脱獄は12日、同国第2の都市ラエ(Lae)にあるブイモ(Buimo)刑務所で起き、脱走した受刑者らに看守が発砲した。地元紙ポストクリエ(Post Courier)とナショナル(National)は現地の警察情報として、17人死亡、3人拘束、57人が逃走中と報じている。
ラエ警察のアンソニー・ワガンビー・ジュニア(Anthony Wagambie Jr)署長は、逃走中の脱獄犯について「いずれも好ましくない人物で、地域社会にとって脅威だ」と市民に警戒を呼び掛けた。大半は重罪で逮捕され、裁判開始を待つ状態だったという。
ブイモ刑務所では昨年にも脱獄が起き、警察が脱走した受刑者12人を射殺している。(c)AFP