北朝鮮高官「条件整えば」米トランプ政権と対話
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【5月13日 AFP】北朝鮮外務省の高官が13日、条件が整えば米国との対話を希望するという北朝鮮政府の意向を明らかにした。
北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソニ、Choe Son-hui)北米局長は、米国の元国連大使や学者らと非公式に接触したノルウェー・オスロ(Oslo)からの帰路、中国・北京(Beijing)の国際空港で報道陣に対し、北朝鮮はドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の政権と「条件が整えば対話するだろう」と述べた。
韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、崔局長はオスロで米国のトーマス・ピカリング(Thomas Pickering)元国連大使や元国務省不拡散・軍縮担当特別顧問のロバート・アインホーン(Robert Einhorn)氏らと接触したという。
北朝鮮が4月の故・金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)国家主席の生誕105年に合わせて実施するのではないかと懸念されていた新たな核実験が行われず、朝鮮半島(Korean Peninsula)をめぐる軍事的緊張がやや緩和したかにみえる中、米朝はオスロで非公式に接触した。(c)AFP