障害ある少女たちへの性的暴行の疑い、学校校長を逮捕 インド
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【5月12日 AFP】インドの警察当局は11日、聴覚障害のある複数の少女に少なくとも過去4年にわたって性的暴行を加えていた疑いで、南部タミルナド(Tamil Nadu)州にある学校の校長を逮捕したと発表した。
警察によると、聴覚障害のある少女たちのための学校の元生徒で、現在はこの学校で働く女性2人から虐待に関する訴えがあったという。
現在19歳の女性の一人は15歳の時、校長から繰り返し性的暴行を受け、人工妊娠中絶のために学校職員によって病院へ連れていかれたこともあったと主張しているという。
もう一人の女性も同様の被害を訴えている他、校長は子どもたちを継続的に虐待していたと話しているという。
地元の警察当局者は助けを借りながら手話を通じて生徒たちから話を聞いたと語り、「女性2人の訴えについては捜査中だが、他の多くの少女たちも性的暴行を受けていたとみている」と述べた。
校長の他にも女3人と男1人が虐待の事実を隠蔽(いんぺい)していたとして逮捕され、学校で働いていた別の容疑者1人が逃亡している。
この学校は女子のための私立の寄宿学校で、200人以上が在籍している。(c)AFP