【5月10日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州の州都フェニックス(Phoenix)周辺で9人が死亡した連続銃撃事件で、地元警察当局は8日、アーロン・サセード(Aaron Saucedo)容疑者(23)を逮捕したと発表した。犯行の動機はまだわかっていないという。

 地元警察のトップ、ジェリ・ウィリアムズ(Jeri Williams)氏は記者会見で、サセード容疑者が実行犯であると特定するため、捜査員らは休みなく事件に取り組んでいたと述べた。また地元住民からの情報が、最終的には重要な手掛かりとなったと明らかにした。

 パートタイムのバスの運転手として働いていたサセード容疑者は2015年8月、最初の被害者とみられる母親の友人を射殺。その後も屋外での無差別発砲を繰り返し、さらに8人を殺害した疑いが持たれている。また、負傷者はいなかったものの、家屋に向けて発砲した別の事件への関与も疑われている。(c)AFP