【5月10日 AFP】メキシコ中部プエブラ(Puebla)州の農村部で8日夜、花火倉庫が爆発し、4~15歳の子ども11人を含む14人が死亡、22人が負傷した。当局が9日、明らかにした。

 州政府によれば、爆発は首都メキシコ市(Mexico City)の東270キロにあるサンイシドロ(San Isidro)村で、今月15日の宗教行事の準備中に起きた。

 花火倉庫のある建物には人が住んでいたという。爆発の原因は、建物の外で発射されたロケット花火が、保管されていた火薬に当たったことだとされる。

 同国では昨年12月にも、メキシコ市郊外のトゥルテペック(Tultepec)にある国内最大の花火市場で一連の大規模な爆発があり、42人が死亡、70人が負傷している。(c)AFP/German Campos