【5月6日 AFP】16-17NBAは5日、プレーオフのイースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は115-94でトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)を下し、3連勝でシリーズ突破に王手をかけた。

 7日に敵地トロント(Toronto)で臨む第4戦でカンファレンス決勝進出を目指すキャバリアーズは、エースのレブロン・ジェームズ(LeBron James)が35得点8リバウンド7アシストでチームの勝利に貢献した。

 キャバリアーズではケビン・ラブ(Kevin Love)は16得点13リバウンドの活躍をみせたほか、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が16得点、カイル・コーバー(Kyle Korver)が14得点、トリスタン・トンプソン(Tristan Thompson)が9得点12リバウンドを記録した。

 対するラプターズは、3日に行われたクリーブランド(Cleveland)でのシリーズ第2戦で足首を痛めた司令塔のカイル・ローリー(Kyle Lowry)が欠場した。

 ローリーは試合前の練習に参加し、出場選手に登録されていたものの、代わりにコーリー・ジョセフ(Cory Joseph)が先発し、最後まで試合をベンチから見守ることになった。

 第2戦では低調なパフォーマンスに終わったデマー・デローザン(DeMar DeRozan)は、この試合最多の37得点でラプターズをけん引。ヨナス・バランシウナス(Jonas Valanciunas)が19得点8リバウンド、ノーマン・パウエル(Norman Powell)が13得点、セルジ・イバカ(Serge Ibaka)が12得点を記録した。

 一方、ヒューストン(Houston)で行われたウエスタンカンファレンス準決勝では、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)が終盤に3ポイントシュートを立て続けに成功させ、ジェームズ・ハーデン(James Harden)が43得点の大爆発をみせたヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)に103-92で勝利した。

 第3戦を制してロケッツとのシリーズ戦績を2勝1敗でリードしたスパーズは、ペイントエリアで存在感を発揮したラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)が26得点を稼いだ。

 ロケッツの一方的な勝利に終わった第1戦では4得点に終わっていたオルドリッジだったが、この日は20本中12本のフィールドゴール(FG)に成功。カウィ・レナード(Kawhi Leonard)も26得点10リバウンド7アシストの好成績を残した。

 対するロケッツは、トレバー・アリーザ(Trevor Ariza)が17得点を挙げたものの、後半は2得点しか稼げなかった。ベンチスタートのエリック・ゴードン(Eric Gordon)、ネネ・ヒラリオ(Nene Hilario)、ルー・ウィリアムズ(Lou Williams)は、3人合計19本中3本のFG成功にとどまり10得点に終わった。

 シリーズ第4戦は、ヒューストンで7日に行われる。(c)AFP