MLBの試合中に「流れ弾」、球場内の観客に当たる 女性軽傷
このニュースをシェア
【5月4日 AFP】米ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)で行われた米大リーグ(MLB)の試合を観戦していた女性(34)が、球場内で流れ弾に当たって軽傷を負った。地元警察が3日、発表した。
警察によると、事件が起きたのはブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)で2日に開催されたセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)対ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)戦で、腕に痛みを感じた女性の席付近に銃弾が着弾していたという。
事件を受けたカージナルスは3日、「球場外から発射されたと思われる流れ弾がファン1人に当たった昨夜の事件を確認しました。腕に擦り傷とあざを負ったファンは救急処置を受け、球場を後にしています。警察は原因を調べており、女性も事情を聴かれていました」と声明を出した。
「ファンの安全以上に重要なものはありません。重傷者が出なかったことに安堵(あんど)しています」
地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチ(St Louis Post-Dispatch)は、女性に流れ弾が当たる直前、スタジアムから1マイル(約1.6キロメートル)の場所で発砲があったとの通報を警察が受けたと報道。警察は何者かが上空に発砲し、観客に当たったのではと同紙に話している。(c)AFP