野村敏京が米ツアー3勝目、プレーオフ死闘制し「興奮している」
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【5月1日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、テキサスシュートアウト(Volunteers of America Texas Shootout 2017)は4月30日、米テキサス(Texas)州アービング (Irving)のラスコリナス・カントリークラブ(Las Colinas Country Club)で最終日が行われ、野村敏京(Haru Nomura)がクリスティ・カー(Cristie Kerr、米国)との6ホールに及ぶプレーオフを制し、米ツアー3勝目を飾った。
強風が吹き荒れる中、すっかり日が落ちたパー5の18番で最後に喜んだのは野村だった。互いにパーセーブを続けて迎えた6ホール目。イーグルチャンスにつけた野村は先にバーディーを獲得。最後はカーの約3メートルのバーディーパットが外れるのを見届けた。
昨年のオーストラリアン・オープン(ISPS Handa Women's Australian Open 2016)とスウィンギングスカート・LPGAクラシック(Swinging Skirts LPGA Classic presented by CTBC 2016)に続く優勝を果たした野村は、「また勝つことできて本当にうれしい。かなり興奮している」と喜んだ。
全体の平均スコアが76を上回った最終日、2位と2打差でスタートした野村は厳しいコンディションにもかかわらず、フロントナインを1バーディー、1ボギーのイーブンパーにまとめる順調な出だしを切った。
しかし、野村は10番と11番、14番と16番でボギーとスコアを四つ落とすと、17番では約4メートルのパットを沈めながらもダブルボギー。同じホールでこの日唯一のバーディーを奪ったカーに逆転を許したが、続く18番でバーディーを決めて勝負の行方をプレーオフに持ち込んでいた。
通算3アンダーの野村とカーは、この日一人だけアンダーパーをマークしたジェシカ・コルダ(Jessica Korda、米国)を2打差の3位、韓国の朴城ヒョン(Sung Hyun Park)を3打差の4位に抑えた。(c)AFP