アフガン国防相と陸軍参謀長が辞任、100人超死傷のタリバン襲撃受け
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【4月24日 AFP】アフガニスタン大統領府は24日、同国のアブドラ・ハビビ(Abdullah Habibi)国防相とカダム・シャー・シャヒーム(Qadam Shah Shaheem)陸軍参謀長が辞任したことを明らかにした。
大統領府は声明で「アシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領が国防相と陸軍参謀長の辞任を受け入れた」と述べた。
アフガニスタンでは21日、北部マザリシャリフ(Mazar-i-Sharif)近郊にある軍事基地が旧支配勢力タリバン(Taliban)の襲撃を受け、100人以上の兵士が死傷したため、国民から怒りの声が上がり、国防相と陸軍参謀長の辞任要求が高まっていた。
襲撃事件の正確な死傷者は明らかになっておらず、当局は兵士100人以上が死傷したと発表しているものの、内訳について公表していない。その一方、一部の地元当局者らは死者数だけでも最大130人としている。(c)AFP