【4月24日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2017)第3戦の米国GPは23日、米テキサス(Texas)州オースティン(Austin)のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(Circuit of The Americas)でMotoGPクラス決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が大会5連覇を果たした。

 マルケスはモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)を3秒069差で抑えて勝利。これで米国GPは5年連続ポール・トゥ・ウィン、米国開催での大会は11連勝という戦績を保っている。

 マルケスは2週間前のアルゼンチンGPでは転倒リタイアに終わっていたが、ここ5年間で4度目となる2年連続の年間チャンピオンに向けて立ち直りの1勝を挙げた。

 ロッシはこのコースでは自身最高となる2位に入り、ホンダのダニエル・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)は3位に入って自身3回目の表彰台フィニッシュを果たした。

 一方、今季ここまで2連勝で総合首位に立っていたヤマハのマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)は、転倒リタイアとなった。これにより、ポイントを56に伸ばしたロッシが50のままのビニャーレスを抜いて首位に立ち、一気に38ポイントまで伸ばしたマルケスが総合3位に浮上した。(c)AFP