政治も私生活も「型破り」 仏大統領候補マクロン氏の横顔
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■妻は高校時代の先生
政治と同様に私生活でもマクロン氏は伝統を破っている。中流家庭出身の演劇愛好家のマクロン氏が、リセ(高校)時代に演劇教員のブリジット・トロニュー(Brigitte Trogneux)さんとの恋に落ちた物語は、仏メディアをとりこにした。
トロニューさんはマクロン氏より25歳年上で、当時すでに3人の子どもを持つ既婚者だった。しかし、その後夫と離婚して2007年にマクロン氏と再婚している。
マクロン氏は23日の第1回投票で約24%の票を獲得。極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首(48)とともに5月7日の決選投票に臨む見通しとなった。
23日に発表された最新の世論調査では、仮に同日に決選投票が行われていればマクロン氏が約3分の2を得票して勝利したとの結果も出ている。
パリのシンクタンク、政治革新財団(Foundation for Political Innovation)のドミニク・レイニエ(Dominique Reynie)氏はマクロン氏について、ライバルの試みにもかかわらず「政府寄りとみられるのを免れたようだ」と指摘している。(c)AFP/Adam PLOWRIGHT