【4月22日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が21日明らかにしたところによると、今年これまでにイタリアを目指し危険を冒して地中海(Mediterranean Sea)を渡る途中で死亡した移民・難民の数が1000人を超えた。

 地中海では移民約100人が船の事故で水死したとの、事故の生存者の新たな証言があり、UNHCRはこれに言及するかたちでAFPに対し「この直近の悲劇的な事故により、今年これまでの地中海中部における死者、行方不明者の数は1073人になった」と述べた。

 前年同期の死者、行方不明者の数は853人だった。(c)AFP/Ella IDE