15歳教え子誘拐容疑の教師、米加州で身柄拘束 山奥で共同生活?
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【4月21日 AFP】米カリフォルニア(California)州北部で、女子生徒(15)を誘拐したとして警察が行方を追っていたテネシー(Tennessee)州の元高校教師の男(50)が身柄を拘束された。当局が20日、明らかにした。女子生徒は無事保護されたという。
身柄を拘束されたタッド・カミンズ(Tad Cummins)容疑者は、保護されたエリザベス・トーマス(Elizabeth Thomas)さんと共に先月13日から行方不明となり、当局が児童誘拐事件の発生を市民に発信する「アンバーアラート(AMBER Alert)」をテネシー州とアラバマ(Alabama)州で発令していた。
19日夜になって通報があり、オレゴン(Oregon)州との境にある人里離れた場所で当局がカミンズ容疑者を拘束した。
複数の米メディアは、2人が山奥で独自の共同生活を送る「ブラック・ベア・ランチ(Black Bear Ranch)」と呼ばれる場所に滞在していたと報じている。ブラック・ベア・ランチは2005年公開のドキュメンタリー映画『コミューン(Commune)』の舞台にもなっている。
加重誘拐、未成年者との性的接触の容疑がかけられているカミンズ容疑者は、テネシー州にあるトーマスさんが通う高校で教師を務めていたが、2人がキスをしていたとの目撃情報が寄せられ、不適切な行為をしたとして解雇されていた。(c)AFP/Jocelyne ZABLIT