ロシア陸上5選手、自主的にドーピング違反を申告 国内初の事例
このニュースをシェア
【4月20日 AFP】ロシア陸上競技連盟(ARAF)は19日、同国出身選手5人が自主的にドーピング規則に違反していたことを認めたと発表した。
ARAFの声明によると、自ら名乗り出たのは女子ハンマー投げのアンナ・ブルガコワ(Anna Bulgakova)、女子400メートルのアントニナ・クリヴォシャプカ(Antonina Krivoshapka)、女子砲丸投げのエフゲニア・コロドコ(Yevgeniya Kolodko)、女子円盤投げのベラ・ガネエワ(Vera Ganeyeva)、男子棒高跳びのドミトリー・スタロデゥブツェフ(Dmitry Starodubtsev)ら5人。
ARAFで反ドーピングの調整官を務めるエレーナ・イコンニコワ(Yelena Ikonnikova)氏は、ロシア選手が反ドーピング規則に違反したことを認めたのは初めてだと話している。
イコンニコワ氏はまた、国際陸上競技連盟(IAAF)から受ける制裁の軽減を目的として、現在調査対象にある選手が続けて名乗り出てくる可能性もあるとの考えを示している。(c)AFP