米ショッピングモール銃乱射、被告が独房で死亡 自殺か
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【4月18日 AFP】昨年9月に米北西部ワシントン(Washington)州のショッピングモールで5人を射殺したとして起訴されたトルコ出身の被告が独房で首をつって死亡しているのが発見された。自殺とみられる。当局が17日明らかにした。
死んでいるのが見つかったのは、トルコ出身のアルチャン・チャティン(Arcan Cetin)被告(20)。公判開始を待っていたが16日に首をつっているのが発見された。
昨年9月23日にワシントン州バーリントン(Burlington)のショッピングモール「カスケードモール(Cascade Mall)」で発生した銃乱射事件では10代の少女1人を含む女性4人、男性1人が犠牲となり、同被告は5件の第1級殺人で起訴されていた。
米連邦捜査局(FBI)は当時、「テロ」との関連を示す証拠はないと発表。チャティン被告の父親はメディアに対し、同被告が精神衛生上の問題を抱えていたと述べていた。
チャティン被告は捜査員らに対しショッピングモールでの銃乱射は認めたが、動機は明らかにしていなかった。
地元メディアによると、チャティン被告は2回目の精神鑑定を受ける予定だった。チャティン被告は仮に有罪となれば死刑となる可能性があった。(c)AFP