ペンス副大統領、対北朝鮮「あらゆる選択肢ある」 板門店を視察
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【4月17日 AFP】(更新、写真追加)韓国を訪問中のマイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領は17日、北朝鮮との軍事境界線にある板門店(Panmunjom)を視察し、北朝鮮問題について「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と述べた。
ペンス副大統領は対決姿勢を強める北朝鮮をめぐり、米政府は平和的な手段による解決を望んでいるとしながらも、「あらゆる選択肢がテーブルの上のある」と警告。その上で、「われわれは韓国国民と共にあり続ける」と述べた。
ペンス副大統領はこれに先立ち、北朝鮮との軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)の南数百メートルにある米主導の国連軍司令部(United Nations Command)の基地「キャンプ・ボニファス(Camp Bonifas)」を訪問。北朝鮮のミサイル発射実験が失敗した直後に訪問することで、北朝鮮問題に対する米国の決意を示した格好だ。
ミサイル発射実験などを繰り返す北朝鮮に対しドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権は強硬姿勢を強めており、両国間の緊張が急激に高まっている。(c)AFP