米名門寄宿学校で数十年にわたり性的虐待、男女生徒が被害
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【4月15日 AFP】ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領や米俳優マイケル・ダグラス(Michael Douglas)氏、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)氏ら著名人を輩出した米国の名門ボーディングスクール(寄宿学校)が、数十年間にわたる性的虐待疑惑に関する詳細な報告書を公表した。
この学校はコネティカット(Connecticut)州ウォリングフォード(Wallingford)の寄宿学校「チョート・ローズマリー・ホール(Choate Rosemary Hall)」。現在の授業料は4万3500ドル(約470万円)を超える。1963年から2010年にかけて元教員12人によって行われた性的虐待疑惑に関する詳細な報告書を公開した。
疑惑が明るみに出た上に、他校での性的虐待が危機感を招くほど増えていることを受け、同校は報告書を作成した。米国では多くの名門私立学校が同様の疑惑に悩まされている。
同校の調査により、性的虐待が1960年代に始まり、1980年代に最も多く行われ、2010年代に「少数」報告されたことが裏付けられた。
被害を受けた生徒には男子と女子のどちらも含まれていた。現在の教員らによる被害の訴えは確認されていない。