FB、連投・反復投稿の監視による不正アカウントの削除開始
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【4月13日 AFP】米交流サイト(SNS)大手フェイスブック(Facebook)は12日、同じ内容を繰り返し投稿したり大量のメッセージを連続送信したりすることを疑わしい行為として監視し、不正なアカウントを削除する措置を開始したと発表した。
フェイスブックによると今回の措置は、情報の発信者に自分の身元をはっきりさせるよう求めることでデマや虚報、偽ニュースなどを一掃する取り組みの一環で行った安全対策。
不正の疑いがあるとされたアカウントは一時的に利用停止となり、ユーザーに本人確認が求められる。フェイスブックによれば、不正利用者はほとんど本人確認に応じないという。
同社でユーザー保護を担当するシャブナム・シャイク(Shabnam Shaik)氏は、フランスでは既に3万アカウントが疑わしいとみなされ、本人確認措置が取られたと明かした。
シャイク氏は、今回の改善で「わざわざ投稿内容を確認しなくても、行動パターンの割り出しで不正アカウントの特定が簡単にできるようになった」と指摘。「スパムや虚報、人をあざむく内容など、不正行為を通じて作成されたコンテンツの拡散抑制につながると期待する」と語った。(c)AFP