シリア攻撃命じたのは習氏との「デザート中」 トランプ氏が明かす
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【4月13日 AFP】命令は「デザートの最中」に出されていた──。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は12日に放送された米テレビ局のインタビューで、先週行ったシリアへのミサイル攻撃について、命令を下したのは訪米中の習近平(Xi Jinping)中国国家主席との夕食会でデザートを食べていた時だったと明かした。
Foxビジネス(Fox Business)のインタビューでトランプ氏は当時の様子を振り返り、次のように語った。「ディナーを済ませ、デザートに取り掛かるところだった。見たこともないような極上のチョコレートケーキだ。習主席も楽しんでいた」
「その時、司令官たちから連絡が入った。艦船の(巡航ミサイル)発射準備が整いました、どうしますかと。われわれはやると決めた。それでミサイルが(シリアへ)向かうことになった」
「それから私は言った。『習主席、あなたに説明したいことがある』と。あれはデザートの最中だった。『われわれはたった今、59発のミサイルを発射した』」
「(習氏は)10秒間沈黙してから、通訳に向かってもう一度言ってほしいと頼んだ。私は、これは良いサインではないなと思った」
「(だが習氏は)幼い子どもや赤ん坊に対してガスを使うような野蛮な相手であれば仕方ない(it's OK)と。…彼は、それは仕方ないと言った。仕方ないと」(c)AFP