ウガンダ大統領を「尻」呼ばわり、女性活動家が起訴される
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【4月11日 AFP】ウガンダのヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領を「尻」と呼ぶメッセージをフェイスブック(Facebook)に投稿した、著名な学者で活動家の女が10日、起訴された。
大学講師でもあるステラ・ニャンジ(Stella Nyanzi)被告(42)は、ムセベニ大統領とその妻ジャネット夫人(Janet Museveni)に対し、露骨な性的表現を用いた批判をソーシャルメディアに繰り返し投稿し、保守的なウガンダ社会で物議を醸した。
ニャンジ被告は政府が生理用ナプキンを貧しい女子生徒たちに無料配布する活動を終了させたことを受け、同国の教育相も務めるジャネット夫人を厳しく批判し、さらにはムセベニ大統領にも痛烈な言葉を浴びせるようになった。同被告は「わいせつな、もしくは破廉恥な」言動をとったとして起訴され、10日に首都カンパラ(Kampala)の裁判所に出廷した。
ニャンジ被告はフェイスブックに、ムセベニ大統領について、「尻がすることそのもの。振って、揺らして、くそして、屁をする。ムセベニは単なる尻の片割れ…ウガンダ人はわれわれがこの尻どもに国を率いさせ続けているということにショックを受けるべき」と投稿していたという。(c)AFP/Grace Matsiko