南スーダン第2の都市で戦闘、民間人16人死亡 国連
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【4月11日 AFP】南スーダンの第2の都市ワウ(Wau)で10日、政府軍と反体制派の戦闘が発生し、少なくとも民間人16人が死亡した。国連南スーダン派遣団(UNMISS)が発表した。
UNMISSは声明で「10日にワウ市内への巡回を2度行い、病院で民間人16人の遺体を確認した」と明らかにし、戦闘が9日の政府軍への反体制派の待ち伏せ攻撃に端を発したものとの見解を示した。
ワウが位置する地域は2013年に南スーダンが内戦に突入して以来、政府軍とリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領に忠誠を誓う反体制派との間で何度も支配権が変わっている。ワウ自体はサルバ・キール(Salva Kiir)大統領側が一貫して支配してきた。
UNMISSによると政府軍であるスーダン人民解放軍(SPLA)は、先週後半から反体制派が掌握しているワウ南西部へと進軍しているという。
自身の教会に住民およそ3000人が避難していると明らかにした神父の話によると、住民らはSPLA の兵士が住宅地で特定のグループの人々を狙い、銃撃や略奪を行っていると訴えているという。(c)AFP