スーパーラグビーは来季から15チーム体制へ、SANZARがフォーマット変更を発表
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【4月9日 AFP】SANZAR(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアの3か国からなるラグビー連合協会)は9日、世界最高峰リーグの「スーパーラグビー(Super Rugby)」の参加チームを現行の18から15に縮小すると発表した。
SANZARによると、2018年シーズンから採用される大会方式では15チームが3分割されたカンファレンスに振り分けられ、ニュージーランドから5チーム、オーストラリアと南アフリカからそれぞれ4チーム、日本とアルゼンチンからそれぞれ1チームが参戦するとしている。今回の変更により、南アフリカから2チーム、オーストラリアから1チームが除外されることになる。
2016年シーズンから参戦した日本のサンウルブズ(Sunwolves)とアルゼンチンのジャガーズ(Jaguares)は、来季もスーパーラグビー参戦を継続することになった。現在アフリカカンファレンス1に入っているサンウルブズは、来季からオーストラリアカンファレンスに移動する。
除外されるチームについて、SANZARは当該国の連盟に一任するとしており、南アフリカのキングズ(Southern Kings)とチーターズ(Central Cheetahs)、オーストラリアのウェスタン・フォース(Western Force)が来季から外れるとみられている。
いくつものタイムゾーンと四大陸にまたがる現行のフォーマットでは、実力の偏りや厳しい遠征日程、カンファレンスが4分割されたことによるシステムの複雑化など、問題が浮き彫りになっていた。(c)AFP