ロシアで通勤電車と長距離列車が衝突、6人が重体
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【4月9日 AFP】ロシア当局の9日の発表によると、同国の首都モスクワ(Moscow)西部で、通勤電車が長距離列車と衝突し、12人が病院へ搬送された。
ウラジーミル・プチコフ(Vladimir Puchkov)非常事態相は同国メディアに対し、この衝突で「12人が搬送され、うち6人は重体」と述べた。
国営ロシア鉄道(Russian Railways)が発表した声明によれば、衝突は現地時間の8日午後10時16分(日本時間9日午前4時16分)に発生。通勤電車の運転士が線路上に人がいるのを見つけて急ブレーキをかけたが、ブレーキは故障していて電車は逆走。同じ線路内に停車していた長距離列車に衝突したという。
ロシア鉄道によると、病院に搬送されたのは20人。死者の情報は出ていない。(c)AFP