好調キリオス「全ポイントで勝負」、豪連勝で4強に王手 デ杯
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【4月8日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)は7日、ワールドグループ準々決勝が行われ、ニック・キリオス(Nick Kyrgios)とジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson)が勝利を収めたオーストラリアは、米国に2勝0敗と先行した。
シングルス第1試合で、世界ランク79位のトンプソンが6-3、3-6、7-6(7-4)、6-4で同15位のジャック・ソック(Jack Sock)を破ると、キリオスもジョン・イズナー(John Isner)を7-5、7-6(7-5)、7-6(7-5)で退けた。
先週のマイアミ・オープン(Miami Open 2017)準決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を追い詰めた勢いを維持したキリオスは試合後、「真剣に取り組み、すべてのポイントで戦っている。過去にはやってこなかったことだ」と語った。
「まだコート上では感情的になる。主審に抗議をしてしまったり、思ったことを口にしてしまったりする。いまだにラケットも投げたり、ののしったりしてしまうが、全ポイントで勝負しようと思っている」
準決勝でオーストラリアと米国の勝者と対戦することになるもう一方の準々決勝では、スティーブ・ダルシ(Steve Darcis)とダビド・ゴフィン(David Goffin)が連勝を飾ったベルギーが、4強に王手を懸けている。
ホームのシャルルロワ(Charleroi)にイタリアを迎え入れたベルギーは、ダルシがパオロ・ロレンチ(Paolo Lorenzi)を6-7(3-7)、6-1、6-1、7-6(7-4)で、ゴフィンがアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi)を6-4、6-3、6-3で下している。(c)AFP/Dave JAMES