ロシアの米大統領選介入、16年夏にはCIAが証拠つかむ 米紙
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【4月7日 AFP】ロシアが2016年米大統領選に介入しドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の当選を後押ししていたとされる疑惑をめぐり、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は6日、米中央情報局(CIA)がこれまで考えられていたよりも早い時期にロシア介入の証拠をつかんでいたと報じた。
同紙は元政府当局者の話として、選挙戦のかなり早い時期に開かれた機密情報ブリーフィング(情報説明)で、ロシアがトランプ氏の支援に動いているとの説明があったと伝えている。
このブリーフィングでは、CIAと米連邦捜査局(FBI)の見解に相違があり、FBIは米民主党に対するロシアのハッキングは大統領選の妨害工作だがトランプ氏当選をもくろんだものではないとの見方を示していた。
一方、ジョン・ブレナン(John Brennan)CIA長官(当時)は昨年8月、米議会指導部に対し、CIAがつかんだトランプ氏側近とロシアとの共謀の可能性を示唆する証拠について情報説明を開始していたという。(c)AFP