コロンビア土砂崩れ、死者311人に うち100人余りが子ども
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【4月6日 AFP】(更新)コロンビア南西部のモコア(Mocoa)で起きた土砂崩れで、同国政府は7日、犠牲者の数が311人となり、うち100人余りが子どもだったと発表した。
フアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領によると、今も300人以上が行方不明となっている。また政府によると、先月31日に起きた土砂崩れにより少なくとも3240人が家を失い、人道支援を必要としている。
当局は土砂崩れの原因調査を進めている。政府当局者のエドガルド・マヤ(Edgardo Maya)氏は、モコア当局がきちんと建築基準を守らせていたのか、また自然災害に対する備えが十分だったのかどうか、詳しく調べるよう命じるとともに、「これは罰するためではなく、再発防止のためだ。(多くの)死者が出ている状況で今、人を罰することに何か利点があるのか?」と述べた。
国内メディアの報道によると、ホセ・アントニオ・カストロ(Jose Antonio Castro)市長とプトゥマヨ(Putumayo)県のソレル・アロカ(Sorrel Aroca)知事、さらに二人の前任者らが検察当局から個別に調査を受けるという。(c)AFP