【4月6日 AFP】米交流サイト(SNS)大手フェイスブック(Facebook)は5日、裸の画像や映像を本人の同意なくインターネット上に投稿する、いわゆる「リベンジポルノ」を防止するための新たな対策を発表した。テキストメッセージアプリ「メッセンジャー(Messenger)」とインスタグラム(Instagram)にも導入される。

 フェイスブックは、同意なしに私的な画像が投稿されたとの報告を受けた場合、確認後に画像を削除し、写真照合テクノロジーを使って再投稿・拡散を防ぐとしている。

 同社グローバルセーフティー部門の責任者アンティゴーン・デービス(Antigone Davis)氏は公式サイトで、「リベンジポルノと呼ばれるようなコンテンツに関する報告があった場合、今後はその画像をフェイスブック、メッセンジャー、インスタグラムでシェアできないようにする」と述べている。

 デービス氏によると、フェイスブックは本人の同意なしに私的な画像をシェアしたアカウントを停止処分にしているという。また、リベンジポルノとみなされた画像をユーザーがシェアしようとした場合、フェイスブックの規定に違反した画像であるためシェアを阻止したという内容の通知が表示されるという。(c)AFP