ドバイ、大規模な太陽光発電所計画の第2段階完了
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【4月6日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で3月、5万世帯分の電力供給が可能な太陽光発電所が完成した。同国では2050年までに、電力需要の4分の3を再生可能エネルギーで賄うことを目指している。
発電量200メガワットのこの太陽光発電所は、砂漠地帯に4.5平方キロにわたって広がっており、約230万枚のソーラーパネルが設置されている。
ドバイ電力水道公社(DEWA)によると、今回完成した太陽光発電所は、2020年までに合計1000メガワットの発電量を目指す大規模な太陽光発電所「ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ソーラー・パーク(Mohammed bin Rashid Al-Maktoum Solar Park)」の建設プロジェクトの第2段階にあたる。
同ソーラーパークの第1段階は、2013年に稼働を開始した。ソーラーパネル15万2000枚の発電量は13メガワットだ。
DEWAは昨年12月、1キロワット時あたりの価格がプロジェクトの第2段階で5.6セント(約6円)となり、太陽エネルギーの世界最安値を記録したと発表した。
DEWAは昨年、プロジェクトの最終段階にあたる800メガワットの拡張工事について、アブダビ(Abu Dhabi)のマスダール(Masdar)が率いる合弁企業に発注した。(c)AFP