【4月4日 AFP】 米ホワイトハウス(White House)は3日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が給与の一部を米国立公園局(US National Park Service)に寄付すると発表した。大統領選時の公約を実行した形だ。

 ショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官が、トランプ氏が今年第1四半期分の給与7万8333ドル(約867万円)を寄付することを明らかにした。

 トランプ氏は大統領選期間中、当選したら税金で賄われる年間40万ドル(約4400万円)の大統領の給与は慈善事業に寄付すると明言していた。国立公園局は慈善事業ではないが、トランプ氏の給与の初の寄付先となる。

 ただ、トランプ氏は国立公園局を管轄する内務省の予算を10億ドル(約1100億円)以上削減する方針を示しており、自然保護団体シエラクラブ(Sierra Club)は、寄付は「人気取り」だと批判している。(c)AFP