【4月3日 AFP】米大リーグ(MLB)は2日、2017年シーズンの幕開けを迎え、田中将大(Masahiro Tanaka)が開幕投手を務めたニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)はタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)に3-7で敗れ、敵地トロピカーナ・フィールド(Tropicana Field)で悪夢のスタートを切ることになった。

 8安打7失点を喫し、3回途中でマウンドを降りた田中は、開幕投手としては球団史上最悪タイのパフォーマンスとなった。

 ヤンキースのジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督は試合後、田中のピッチングについて「われわれにとっては、当惑するものだった。良い球がいかない日もあるが、いつもは彼の制球力で切り抜けることができる」とすると、「きょうの彼は、そのコントロールもなかった。理解するのは難しいよ」と語った。

 田中が先発した過去8試合で一度も攻略したことがなかったレイズは、エヴァン・ロンゴリア(Evan Longoria)とローガン・モリソン(Logan Morrison)がともに本塁打を放ち、チームをけん引した。(c)AFP