ベッカム氏、香港と中国相手にオウンゴール?双方から反論食らう
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【3月28日 AFP】サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏(41)がフェイスブック(Facebook)で、香港と中国を相手に「オウンゴール」の失態を犯した。
先週、香港を訪れたベッカム氏はフェイスブックに「中国で素晴らしい48時間を過ごした」と投稿。ところが、1997年に英国から中国に返還された後も「一国二制度」の下、「高度の自治」が保障されている香港の人々は、中国本土と一緒にされたことに怒り心頭。
あるファンはベッカム氏に対し「あなたの大ファンで、訪問してくれて嬉しいけれど、ここは香港であって中国ではない」との書き込みで応じた。別のファンは「香港には自分たちの政府、通貨、サッカーの代表チームもある」と投稿した。
この事態を収拾しようとしたベッカム氏は、「中国」だった部分を「上海(Shanghai)と香港」に書き換えたが、すると今度は中国本土のファンから非難が巻き起こった。
あるファンは「あまりに多くの香港の間抜けたちが独立を夢見ている。デビッド(ベッカム氏)、投稿を書き直す必要なんてないよ。あなたは正しいんだから」とコメントした。(c)AFP