待望のオールブラックス対イングランド戦、年内実現は不可能に
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【3月23日 AFP】世界中のラグビーファンが待ち望むニュージーランド代表対イングランド代表の一戦は、2018年までお預けとなった。バーバリアンズ(Barbarians)が22日、11月4日に英トゥイッケナム(Twickenham)でオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)と対戦することを公表したため明らかになった。
シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2017)王者イングランドを率いるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は先日、英ラグビー協会(RFU)が11月にオールブラックスとの対戦を目指しているとする英国メディアの報道を認めていた。
しかし、バーバリアンズはこの日「先月トゥイッケナムでこの試合を催すことを希望するためRFUに接触したが、このたび要求が認められた」とコメントし、ニュージーランドと11月4日に招待試合を行う承認を得ることができたと公表した。
この結果、イングランドは2018年11月までニュージーランドと試合を行う予定はなく、RFUの広報もAFPに対し、22日の発表をもって両国が年内に対戦する可能性はなくなったと認めた。
両国が最後に顔を合わせたのは2014年で、その時はニュージーランドが24-21で勝利している。
しかし、6月から7月にかけてブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)がニュージーランド遠征を予定しているため、イングランド代表の数選手がオールブラックスと対戦する可能性は残されている。(c)AFP/Julian GUYER