イラク首都で自動車爆弾が爆発、15人死亡 ISが犯行声明
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【3月21日 AFP】イラクの首都バグダッド(Baghdad)で20日夜、自動車爆弾が爆発し、少なくとも15人が死亡、33人が負傷した。内務省当局者がAFPに明らかにした。米国のテロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)によると、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。
インターネット上に出された同声明では、死者を23人としている。
爆発は午後7時(日本時間21日午前1時)ごろ、バグダッド西部のにぎやかな商業地区ハイアルアメル(Hay al-Amel)で発生した。
ISは2014年6月にイラク第2の都市モスル(Mosul)を掌握したが、現在は政府軍が奪還に向け攻勢をかけている。さらに隣国シリアでも守勢に立たされている。
ただ、ISはイラクで勢力を弱める一方で、繰り返し攻撃を実施する能力は依然保持している。(c)AFP