金正男氏殺害、マレーシア警察が遺体の身元を確認
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【3月10日 AFP】マレーシア警察のカリド・アブバカル(Khalid Abu Bakar)長官は10日、クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur international Airport)で先月殺害された男性が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏だと確認されたと発表した。
アブバカル長官は記者会見で、「キム・チョル(Kim Chol)」と称した男性は金正男氏であることが最終的に確認されたと語ったが、遺体の身元の確認方法については「証人たちの安全のため」として触れなかった。
これまでマレーシア当局は、親族のDNAサンプルが必要だとして、犠牲者の身元の公式な特定や遺体の引き渡しを拒否していた。(c)AFP