独ベルリンの空港、650便以上がキャンセル 地上職員ストで
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【3月10日 AFP】ドイツの首都ベルリン(Berlin)市内の各空港では10日、地上職員のストライキで計650便以上がキャンセルされた。空港運営会社FBBが発表した。
混乱はグリニッジ標準時(GMT)10日午前3時(日本時間同日正午)ごろから始まり、約1日続く見込み。FBB広報によれば、シェーネフェルト(Schoenefeld)空港で204便が、テーゲル(Tegel)空港で455便がキャンセルされ、ほとんどすべての旅客機と貨物機が含まれた。
ベルリンの空港の地上職員らは、サービス従事者の労組「ベルディ(Verdi)」の賃金交渉で雇用側に圧力をかけるために2月にも2回、ストライキを行っている。同労組はドイツ全土の空港で乗客登録や荷物の取り扱いを行っている労働者の賃上げを求めており、ベルリンでは約2000人の組合員を抱えている。(c)AFP