「息子にイブラをエスコートさせて」 ファンが33万円でロストフに打診
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【3月8日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)の決勝トーナメント2回戦で、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と対戦するFCロストフ(FC Rostov)が、ファンから奇妙な「賄賂」を打診されたことを明らかにした。息子がエスコートキッズとしてユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)と手をつないで入場する権利を買えないかと、クラブに申し出たというのだ。
ロストフの担当者は「とある男性から、17万ルーブル(約33万円)で息子にイブラヒモビッチをエスコートさせてほしいという電話があった。面白いことを考える人がいるものだ」と明かし、お金でエスコートキッズの権利は買えないと断ったとしている。
昨季ロシア・プレミアリーグで2位に入り、史上初めて欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の本大会に出場したFCロストフは、グループリーグでバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から金星を挙げるなどの健闘を見せ、3位に食い込んでヨーロッパリーグに回った。
決勝トーナメント1回戦でチェコの名門スパルタ・プラハ(Sparta Prague)を2戦合計スコア5-1で退けると、2回戦ではジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督率いるユナイテッドとの注目の対戦を引き当てていた。
両チームの試合は、第1戦が9日にロストフの本拠地で、第2戦が16日にユナイテッドの本拠地で行われる。(c)AFP